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傘のない君

| EDIT

流れる窓から見える
街路樹はいつの間にか
優しく色褪せていて

溢れる想い
鞄の奥の方に
押し込まれたままで

ねぇ
新しい暮らしにも
きっと慣れるかなぁ

遠く
君の声が
いつものように響いて

見つめ合って
すれ違って
雨の通り
傘のない君だけが
佇んでいて

一雫の嘘で
涙はもう
雨に消えてしまう

海辺で夏の終わりに
防波堤の上にあがる
花火を二人眺めて

緩やかに過ぎる
時間を止めていたくて
いつまでも立ち尽くした

季節の様に
移り変わっていくのかなぁ

もう一度傍に
いつものように触れて

繋いだ手に
未来を預けて
途切れないように
言葉をひとつずつ

夢が醒めて
無邪気に話し笑う
君の姿を 胸に埋めてしまう


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Category: lyric

COMMENT

こんばんは

雨の温度や
風の匂い、
自分の中に刻まれた感覚が
ふと甦ります。
こんなふうに
五感で惹きこまれてゆく世界観は
素敵だなって思います。

優しい思い出や
そこから生まれる想念を
いつまでも大切にしていたいと
感じました。

蘇 芳 #- | 2014.09.21(Sun) 02:00 | URL | EDIT

溢れる想い
鞄の奥の方に
押し込まれたままで…
心の中でずっと…生き続ける…溢れる想い
傘がないと、涙でずぶ濡れになります

dama #- | 2014.09.21(Sun) 05:44 | URL | EDIT

>蘇芳さん

おはようございます。

嬉しいコメント、
有難うございます。

このような世界観しか
描けないのが実情です。(笑)

それでも詩を読んで蘇るものがあれば、
言葉で伝えられる喜びを感じます。

音楽を聴いて風景やその場面が
蘇るように。

想いを胸に、
前に進んで行きたいものです。




JK #- | 2014.09.22(Mon) 07:35 | URL | EDIT

>damaさん

おはようございます。

溢れる想いが雨となり
降り続くなら、
傘が無くても、
傘を無くしても、
雨宿りをしましょう。

あなたを大切に思ってくれる
友人が、小雨に変えてくれます。

やがて雨は止み、
傘は要らなくなるはずです。


JK #- | 2014.09.22(Mon) 07:42 | URL | EDIT

君を想う・・・。

JK様

小説であろうと詩であろうと、それが鮮やかな描写であればあるほど、その情景は、点と線で結びつく前に、突然、映像となって我々の頭上に降り注がれます。
連写されたスナップ写真、或いは、濃密なスケッチのような例えでしょうか。

男と女の機微は、普遍的テーマであるからこそ、なかなか書き表すことは、容易ではありません。
この歳になり、既に心のときめきは失念しています。
彼の頃のセピア色の思い出を彷彿させられました。

一握の清涼剤をありがとうございます。

ハゼドン #GWG7oyQ. | 2014.09.22(Mon) 17:59 | URL | EDIT

こんばんは。

>一雫の嘘で
 涙はもう
 雨に消えてしまう

この部分、何だかとても心に残りました。
嘘も本当も越えて、雨に委ねたい時があります。

雨はどうして降るのでしょうね・・・
虹を育てていたら、素敵です(笑)

月夜野 #- | 2014.09.22(Mon) 22:04 | URL | EDIT

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- # | 2014.09.23(Tue) 18:57 | | EDIT

>月夜野さん

こんばんは。

心に残るフレーズが
あって良かったです。

この作品、実は数年も前のものなので
susteenに合うか不安でした(笑)

季節柄、このタイミングならと
思いまして投稿しました。

>雨はどうして降るのでしょうね・・・
>虹を育てていたら、素敵です(笑)

月夜野さん、詩人ですね。
虹を育てるなんて表現、素敵ですね。

思い付きもしませんでした(笑)

JK #- | 2014.09.24(Wed) 01:12 | URL | EDIT

>鍵コメ様

おはようございます。

今回の詩は現実と回想を
織り交ぜたものとなります。

詩は読み手の捉え方で
主観が変わりますね。

そこも醍醐味だと思います。

心に響く詩が一つでも多く
描けるよう、表現力を高めたいと
思っています。

いつもコメントを頂き、
有難うございます。

JK #- | 2014.09.24(Wed) 07:42 | URL | EDIT

>ハゼドンさん

こんばんは。

詩への評を簡潔に
述べて頂き、毎度ですが
感心が止まりません。

>男と女の機微は、普遍的テーマであるからこそ、
なかなか書き表すことは、容易ではありません。

私、思うのですが、
ハゼドンさんの文章力と
言葉のボキャブラリーからすれば、
素晴らしい詩を描く事が出来ると
思っています。

一度お書き下さってみて下さい。
きっと素敵な作品が産まれると
思います。

セピア色へのフラッシュバック、
素敵な思い出でしょうね。

こちらこそ、いつもコメントを
頂き、有難う御座います。

JK #- | 2014.09.24(Wed) 12:41 | URL | EDIT

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- # | 2014.10.06(Mon) 20:46 | | EDIT

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